オミクロン株対応ワクチン 準備する自治体は「情報足りない」|TBS NEWS DIG

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オミクロン株対応ワクチン 準備する自治体は「情報足りない」|TBS NEWS DIG

新型コロナのオミクロン株対応のワクチンの接種が今月半ばから始まりますが、自治体からは情報が足りずに準備が進められないという声も聞こえてきます。

品川区保健所 豊嶋俊介課長
「新しいワクチンがきて、うちの区の集団接種会場で使える数がこの数でいいんだよね」

職員
「すぐ打てるように」

東京・品川区役所では、今月半ばから始まるオミクロン株対応のワクチン接種に向け、準備が進んでいました。

品川区保健所 豊嶋俊介課長
「今、うちで準備を進めているのが、こちらです」

新ワクチンのための接種券も印刷できる状態になっています。

従来型のウイルスに加えて、オミクロン株の「BA.1」にも効果が出るように改良した今回の新しいワクチン。対象は2回目までの接種を終えた、12歳以上の全ての人です。

▼今月半ばにも60歳以上や基礎疾患のある人などは4回目として、▼また、10月半ばにも12~59歳の人は3回目や4回目として、▼4回目を終えている高齢者などは5回目として、新しいワクチンを打つことが想定されています。

品川区では、対象となる2回目接種を終えた12歳以上の区民はおよそ33万人。まず、4回目の接種が終わっていない60歳以上や医療従事者など3万人を対象に9月末から始め、その後拡大する予定です。

しかし、9月半ばに配送されるワクチンは8万回分。その後の配送スケジュールはまだ示されていません。

品川区保健所 豊嶋俊介課長
「ワクチンがどのタイミングで、いつ来るのかっていうのは早く知りたい。そうしないと11月以降の接種会場を作ることができない。11月の接種会場を作るためには、もう10月頭には決めなきゃいけないことで、もう9月のこの時期なので、そろそろ決めてくれないと先が続かないかな」

今後、懸念されているのは、新しいワクチンが出たことによる、従来ワクチンの「打ち控え」です。

日本医師会 松本吉郎会長
「我々としてはできる限り、3回目4回目のワクチンを打っていただきたい」

日本医師会は可能な限り接種してほしいと呼びかけています。

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