“療養期間”短縮 “全数把握”見直し “1日100万回超”接種体制整備へ…岸田総理発表(2022年9月7日)
岸田文雄総理大臣は6日、新型コロナウイルス感染者の療養期間の短縮を発表した。そして、今月26日から「全数把握」を全国一律で見直すことも明らかにした。
■有症状者「10日→7日」 無症状者「7日→5日」
6日、全国で確認された新型コロナウイルスの新たな感染者は、11万2198人だった。
東京都は先週の火曜日と比べて、およそ4700人減った9486人。16日連続で、前の週の同じ曜日を下回った。
そんななか、岸田総理は6日、新型コロナ感染者の療養期間について、症状がある人は、今の原則10日間から7日間に、症状がない人は、検査での陰性を条件に7日間から5日間へ短縮する方針を発表した。
岸田総理:「国内外に蓄積した知見、専門家の意見を踏まえて、ウィズコロナの新たな段階への移行を進め、社会経済活動との両立。これを強化して参ります」
■「全数把握」見直し “重症化リスク”高い人限定
さらに、次のようにも発表した。
岸田総理:「全数届け出の対象は、65歳以上の方、入院を要する方、治療薬投与等が必要な方、そして妊婦。この4類型に限定をし、重症化リスクの高い方を守るため、保健医療体制の強化・重点化。これを進めて参ります」
感染者の全数把握も見直し、今月26日から全国一律で、報告の対象を重症化リスクの高い人などに限定する。
■“接種体制”整備へ 岸田総理「政治判断でなく…」
さらに、オミクロン株対応のワクチン接種を今月から始めると発表。来月から11月にかけて、一日100万回を超えるペースで接種できる体制を整備していくと強調した。
岸田総理:「今週中に専門家による最終的な議論を経たうえで、全体像を決定するということを考えているわけであり。要するにこれは、決して政治判断ではなくして、専門家の意見もしっかり踏まえたうえでの判断だということをご理解頂きたい」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年9月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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