不法残留のフィリピン人を違法に働かせたか 社長を逮捕
不法残留のフィリピン人の男女を違法に働かせたとして、人材派遣会社社長の男が警視庁に逮捕されました。警視庁は、男があわせて12人を違法に働かせていたとみています。
不法就労助長の疑いで逮捕されたのは、人材派遣会社の社長・荒井克弘容疑者(63)です。荒井容疑者は、去年、不法残留の状態のフィリピン人の男女3人を東京・江東区にある果物を梱包する工場で違法に働かせた疑いがもたれています。
去年10月、パトロール中の警察官が別のフィリピン人に職務質問したことをきっかけに不法就労が発覚。警視庁によりますと、荒井容疑者は3人を含めて12人を違法に働かせていたとみられています。
荒井容疑者は容疑を認めた上で「人手が足りなかった」と供述しているということです。(13日11:46)
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