“出張マニュアル”過剰と物議…西村大臣“トリセツ”に釈明「過度に気遣う必要ない」(2022年9月7日)

“出張マニュアル”過剰と物議…西村大臣“トリセツ”に釈明「過度に気遣う必要ない」(2022年9月7日)

“出張マニュアル”過剰と物議…西村大臣“トリセツ”に釈明「過度に気遣う必要ない」(2022年9月7日)

 「弁当購入部隊」に「サラダ購入部隊」など、事務方が作って物議を呼んでいた西村康稔経済再生担当大臣の“出張マニュアル”。西村大臣は6日、「過度に私に気をつかう必要はない」と釈明しました。

■西村大臣「文書作成も必要ないと事務方に」

 おととし、当時・経済再生担当大臣だった西村氏が、沖縄を視察した時の映像です。

 店長:「紅芋がいっぱい入っているまんじゅうです。おすすめですね」
 西村大臣:「これをじゃあ一つ」

 お土産を購入した大臣。その紙袋は、後方を歩くスーツ姿の関係者が手に持っていました。

 過剰だと物議を醸している経産省の職員が作った「西村経産大臣主張時の注意点」という、西村大臣のいわゆる“大臣対応マニュアル”。

 大臣対応マニュアル:「大臣は、お土産の購入量が非常に多いため、荷物持ち人員が必要。大臣は、夕食を購入するために、駅構内を散策。弁当購入部隊とサラダ購入部隊の二手に分かれて対応」

 西村大臣は6日、このマニュアルが福島への出張後に作られたのではないかとしたうえで、釈明しました。

 西村大臣:「事務方が、今後の出張を円滑に進めるための参考となるように作成し、共有されたものと承知しています。行政官が奉仕すべきは国民であるので、本来の公務に支障がないように。また、過度な負担とならないよう、過度に私に気をつかう必要もないということを、事務方にはお伝えをした」

■“残業問題”今は?…経産省関係者に聞く

 そう語った西村大臣ですが、新型コロナ担当大臣の在任中には、職員の1カ月の残業時間が最長で、およそ380時間と「過労死ライン」を大幅に超えたことが問題視されていました。

 今はどうなっているか、経産省の関係者に聞いてみました。

 経産省関係者のA氏:「実際に、私も福島の出張に同行したことありますが、特にパワハラのような、言動はなかったです」

 一方で、こんな声も上がっています。

 経産省関係者のB氏:「大臣もまじめだから、一つひとつデータを取って確認して、それに職員も一つひとつ要求に応えてってやっていたら、業務量はとんでもないことになるでしょうね」

(「グッド!モーニング」2022年9月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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