市に要望したエアコン設置を校長らが妨害…適応障害発症の教諭が「パワハラ」だと提訴(2022年9月5日)#Shorts #パワハラ #熱中症
大阪府高槻市の中学校で、男性教諭が美術室でのエアコンの設置を市に要望したにもかかわらず、校長などに妨害されて適応障害を発症したとして、損害賠償を求める訴えを起こしました。
訴えによりますと、高槻市立第二中学校の美術室にはエアコンがなく、好田得二教諭(60)が2012年ごろからエアコンの設置を市教委などに要望していました。しかし、校長らが要望を妨害したことで、好田教諭は今年4月に適応障害を発症。一連の行為が「パワハラ」だとして、市などに対して約330万円の賠償を求めています。
また去年6月には美術部の活動中に生徒が熱中症で倒れているということです。
(高槻市立第二中学校 好田得二教諭)
「子どもの命と健康が今も危険にさらされています。子どもたちのために早くエアコンが設置されてほしいと思います」
高槻市は「訴状を確認していないのでコメントを差し控えたい」としています。
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