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逃亡先で親族直撃インタビュー ブラジル人夫、妻と3歳娘を殺害か(2022年9月2日)
大阪・堺市の住宅で妻と娘を殺害した疑いでブラジル国籍の夫が指名手配された事件です。逃亡先のブラジルで夫の親族がANNのカメラの前でインタビューに答えました。
結婚は3年前の5月…。その前の年に生まれた娘…。家族を持つことは、男にとって、どのような意味を持っていたのか…。喜びではなかったのでしょうか。
SNSに残る大量の自撮り画像。
2人が遺体で発見された時、バルボサ容疑者は、すでに成田からブラジルに向け出国していました。
サンパウロの西およそ500キロ。バルボサ容疑者が生まれた町です。事件のことは、こちらでも報じられていました。
現地の人:「ニュースは見たよ。彼が日本で妻子を殺害した容疑者だとね。でも彼のことは知らない」
家から出てきた男性は、バルボサ容疑者の親族だといいます。
バルボサ容疑者の親族:「(Q.バルボサ容疑者を知っている?)知っていることは知っていますが、事件が報じられてからは、連絡が取れなくなっています」「(Q.殺人事件に関与しているかもしれないが?)信じられないね。本当に信じられない。私の予想では彼は弁護士に相談していると思います」
バルボサ容疑者の妻、荒牧愛美さん(29)と、娘のリリィちゃん(3)。
2人が殺害されたのは、先月20日の午後4時から翌21日午前10時半の間とみられています。
しかし22日の夕方、捜査関係者によると、愛美さんのアドレスから母親にメールが送られていたといいます。
メールの文面:「体調が悪いから家に来ないで」
警察は、バルボサ容疑者が事件の発覚を遅らせるために愛美さんになりすましてメールを送信したものとみています。
愛美さんが亡くなる直前まで、頻繁にSNSなどで連絡を取り合っていたという女性。
愛美さんの知人:「(Q.愛美さんと旦那さんの関係は、愛美さんと毎日連絡を取るなかで分かったことは?)とにかく彼は嫉妬深いし独占欲が強いっていうのは感じていました。それに対して彼女はそんなに好きだったらなんで育児手伝ってくれへんのやろ、とかずっと言っていました」
捜査本部によると、バルボサ容疑者と愛美さんの交際が始まったのは、5年ほど前…。
愛美さんの知人:「彼(バルボサ容疑者)がめっちゃ急いでいた。それはめっちゃ伝わってきた。とにかく出会ってすぐ、子ども欲しい、子ども欲しい、子ども欲しい、結婚しようしようって言ってたから、私からしたら、ビザ目的としか思えなくて。子どもできて、産んでから結婚したんですよ、彼女たち。今、婚姻届を出さへんかったら、ビザ無くなって、強制送還されてしまうかもしれん。そうなると(娘から)父親を奪うことになってしまうかもしれへんて言って、婚姻届を出したんです」
バルボサ容疑者にとって、日本での結婚は何を意味していたのか…。
ブラジルの連邦警察によると、ICPO=国際刑事警察機構が、この件で動き始めているとのこと。
日本とブラジルの間では、「犯罪人引渡条約」が結ばれていないことから、現地の法律による「代理処罰」を日本側から要請する可能性があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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