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【追跡】妻と娘を殺害か 潜伏先のブラジルで男の新たな足取りが…(2022年9月1日)
大阪・堺市で妻と娘を殺害したとしてブラジル国籍の男が指名手配された事件で、新たな動きです。逃走先とみられるブラジルで男を追跡取材。事件後の足取りが徐々に見えてきました。
大阪府堺市で妻と娘を殺害したとして、ブラジル国籍の男、バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(33)が指名手配された事件。
殺害されたのは、妻の荒牧愛美さん(29)と娘のリリィちゃん(3)です。
先月24日、その愛美さんの父からの通報で、事件は発覚しました。
愛美さんの父※110番通報:「娘夫婦とおとといの夕方から連絡が取れない」
警察と救急隊が駆け付けたところ、玄関の鍵が閉まっていたため、ベランダの窓を破って室内へ。
そこで、仰向けに血を流した状態で倒れている2人を発見。その場で死亡が確認されました。
捜索を目撃した人:「『こっちや』とか騒然とした感じ。悲鳴ではないが、焦っている感じ」
仲むつまじい家族3人の姿は、近所でも知られていました。
近隣住民:「遊びに出かけているのかな。駐車場の方に向かって、3人仲良く歩いているのは見た。トラブル自体はこの辺では全く見なかった」
バルボサ容疑者の勤務先関係者:「娘さんの写真を見せて、自慢するような感じ。家庭円満だとはみんな思っていた」
仲睦まじく見えた家族。一転その犯行は、残忍性が浮かび上がってきています。
家族に何があったのでしょうか。
二人の遺体が発見されたのは先月24日。20日から21日の間に殺害されたとみられます。
その翌日バルボサ容疑者は、職場に仕事を休むと電話していました。
バルボサ容疑者の勤務先関係者:「自転車でこけて病院行くというようなこと。『2週間は休みたい』と。骨折してますということだった」
事件が大きく動いたのは先月31日。大阪府警は、夫のバルボサ容疑者を殺人容疑で逮捕状を取り、全国に指名手配しました。
バルボサ容疑者は、どんな人物だったのでしょうか。
近隣住民:「無表情であまり反応はない感じ。ちょっと律義」
バルボサ容疑者の勤務先関係者:「仕事は真面目にする感じだったけど、キレるようなところもあった」
殺された妻の知人は、ある悩みを聞いていました。
殺害された愛美さんの知人:「(Q.独占欲は強い)服装もいちいち言われたりするというのも聞いていたし。一番びっくりしたのは、私の家に遊びに来るという話になっていたんですよ。そしたら彼女(愛美さん)がやっぱり無理って。どうして?と言ったら、私の家には旦那がいる。それは男だからって。男のいる家に行ってはだめと言われて。『どんな理由なん』って。そこで異常な嫉妬深さだなと感じた」「(Q.愛美さんから不満は)しょっちゅうありました。離婚したい、離婚したいって、ずっと言っていました。こんな生活、地獄のようで嫌だと。彼が全然何もしないんですよ。家のことを。いっぱいいっぱいになっている彼女に対して、追い打ちをかけるように文句を言ってくるらしくて。子どものことも怒鳴るじゃないですか。彼(容疑者)のルーズさに振り回されていました」
その足取りも徐々に分かってきました。事件後、最寄りの駅から大阪難波へ向かったとみられます。防犯カメラが捉えた、バルボサ容疑者の姿です。ハーフパンツで帽子を被り、周囲を気にしているようにも見えます。
この翌日22日、成田空港からドバイを経由し、サンパウロへ向かったとみられます。つまり事件が発覚した24日には、すでに日本にいなかった可能性があります。
その足取りを追い、取材班が向かったのは、ブラジル最大の都市・サンパウロです。
現地ブラジルの人:「(Q.この人を知っている?)いいえ、見たことない」「事件のことは知らない。この人も見たことがない。ブラジル人?」
地元メディアは、こう報じています。
地元メディア:「ロンドリーナ市内の親族の家に潜伏している可能性もある」
バルボサ容疑者の出身地・ロンドリーナは、サンパウロから西に500キロ離れた都市です。
取材班は、空路、現地に向かいました。
空港には「バルボサ容疑者の母が迎えに来た」という情報もあります。
大きな道路は整備され、ビルや店も立ち並んでいます。友好都市を結ぶ西宮市によると、人口およそ57万と、八王子市と同じほどです。
開拓には日本人も多く関わっており、2018年には、眞子さまが訪れたことでも知られています。
現地を開発した会社がイギリス資本であったことから、小さなロンドン「ロンドリーナ」と名付けられました。
地元警察はこうコメントしています。
地元警察:「実際にロンドリーナ市にいるという情報は得られていない」
大阪府警は今後、国際捜査も視野に入れています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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