防衛省概算要求 過去最大約5.6兆円 年末の予算編成でさらに膨らむ見通し(2022年8月31日)
防衛省は来年度予算案の概算要求で過去最大となるおよそ5兆6000億円を計上しました。
政府は年末までに「国家安全保障戦略」など安全保障関連の重要文書を改訂する方針です。
そのため、来年度に必要な防衛予算は現時点で見通せないとして金額を示さない「事項要求」が認められています。
事項要求では、敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」を早期に部隊配備することが盛り込まれています。
政府が保有を検討している、いわゆる「敵基地攻撃能力」への活用も念頭にしたものです。
また、無人機の導入が十分に進んでいないとして、これまで運用していた監視用の無人機に加え、攻撃型無人機の導入を進めることなども盛り込まれています。
このため、すでに総額で過去最大の5兆5947億円となっていますが、年末の予算編成ではさらに膨らむ見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く