【堺市母娘死亡】ブラジル国籍の夫を公開手配 成田からブラジルへ出国 右腕と腹に入れ墨
今月、大阪府堺市で、母親と3歳の娘が刃物のようなもので刺され殺害された事件で、警察は、ブラジル国籍の夫を殺人の疑いで公開手配しました。
公開手配されたのは、ブラジル国籍のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者です。
警察によりますと、バルボサ容疑者は、今月20日から21日にかけてのいずれかの時間帯に堺市東区の自宅で同居する妻の荒牧愛美さん（29）と長女のリリィちゃん（3）を刃物のようなもので刺し殺害した疑いです。
警察は、現場が完全に施錠され、第三者が侵入した形跡がないことなどから、バルボサ容疑者が2人を殺害した疑いが強まったとしています。
バルボサ容疑者は、遺体が発見される2日前の先週22日（月）、職場に「自転車で転倒して骨折し2週間休む」と連絡してから行方が分からなくなっていましたが、この日の夜に成田空港からブラジルへ出国していたということです。
警察は、バルボサ容疑者の交友関係や動機につながる情報の提供を求めているほか、今後、国際手配も行い、行方を捜査する方針です。
バルボサ容疑者は、身長170センチくらいで、右腕に「ドクロ」、腹に「龍」の入れ墨があるということです。
（2022年8月31日放送）
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