愛子さま、佳子さまの将来は?皇族減も・・・“皇位継承策”結論先送り(2022年1月12日)
愛子さまや佳子さまの将来にはどう影響するのでしょうか。岸田総理大臣は12日、今後の皇室の在り方を検討していた有識者会議の報告書を国会内で衆参両院の議長に提出しました。
皇位の継承、そして減る一方の皇族の数をどう確保するのか、有識者会議がまとめた報告書が12日、衆参両院の議長に提出されました。
報告書:「天皇陛下から秋篠宮さま、そして悠仁さまという皇位継承の流れを揺るがせてはならない」
報告書では「悠仁さまの次代以降の皇位継承について具体的に議論するには機が熟していない」として、女性・女系天皇については結論を先送りしました。
まずは皇族の数を確保することが喫緊の課題としています。
秋篠宮家の長女・眞子さんが去年結婚し、皇室を離脱。現在、悠仁さま以外の未婚皇族は全員が女性のため、皇族は減る一方です。
検討された案は主に2つ。1つは女性皇族が婚姻後も皇族の身分を持つ案です。
去年7月の中間報告では「皇族の身分を保持することを可能とする」という表現でしたが、今回は「婚姻後も皇族の身分を保持することとする」と選択肢がない表現に変わっています。
去年、成年皇族となられた愛子さまなど、未婚の女性皇族はどうなるのでしょうか。報告書には、こう書かれています。
報告書:「現在の内親王・女王は現行制度で人生を過ごされてきたことに十分、留意する必要がある」
また、女性皇族の配偶者と子どもは皇族の身分はなく、子どもについては「皇位継承資格を持たないことすることが考えられる」としています。
もう1つは皇族には認められていない養子縁組を可能にし、旧皇族の男系男子を養子に迎える案です。
養子を可能とすることは男子出生のプレッシャーの緩和にもつながるのではないかとしています。
秋篠宮さまも以前、皇族の数と公務について・・・。
秋篠宮さま:「現状からすれば高齢化、そして、また今は女性の皇族が非常に多いわけですけれど、結婚すれば皇族ではなくなるわけです。今の活動をそのまま今後も・・・その量を同じようにできるかというと、私はそれは難しいと思います」
また、報告書は国会が要求した皇位継承策を先送りしたため、立憲民主党は批判を強めています。
細田博之衆院議長:「各党の意見をまずは十分、検討して頂いて、そのうえでということでございます」
各党の代表による全体会議は今月18日に開かれる予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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