新型コロナウイルスの除去率は99.97% HEPAフィルター 東大などのグループ発表(2022年8月29日)

新型コロナウイルスの除去率は99.97% HEPAフィルター 東大などのグループ発表(2022年8月29日)

新型コロナウイルスの除去率は99.97% HEPAフィルター 東大などのグループ発表(2022年8月29日)

 空気清浄機などにも使われる「HEPA」という種類の高性能フィルターを使うと空気中の微粒子「エアロゾル」に含まれる新型コロナウイルスのウイルスを除去できると、東京大学などの研究班が発表しました。

 東京大学医科学研究所の河岡義裕特任教授らの研究グループは、HEPAという種類の高性能空気フィルターを使用してウイルスがどれくらい除去されるか実験しました。

 新型コロナは空気中の微粒子「エアロゾル」を介しての感染が主要な経路の1つです。

 実験では、新型コロナのウイルスを容器に充満させてHEPAフィルターを付けた空気清浄機を動かしたところ、5分間で85.38%、10分間で96.03%のウイルスが除去されました。

 約35分稼働させると除去率は99.97%となりました。

 時間が経つにつれてウイルスが取り除かれることが明らかになったということです。

 河岡教授らは「換気と併用することで、より短時間で効率的に空間中のコロナウイルスを除去できる」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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