NPT再検討会議 ロシア反対 最終文書採択できず閉幕(2022年8月27日)
国連のNPT＝核拡散防止条約再検討会議はロシアの反対で最終文書を採択できず閉幕しました。
最終日の26日、ロシアの代表団は最終文書の採択を巡り、「露骨な政治的要素を含む条項に反対する」と述べ、会議の途中で議場を後にしました。
前回の2015年から2回連続での決裂となり、続けて採択に至らなかったのは1970年に条約が発効してから初めてです。
一方、岸田総理大臣は「極めて遺憾だ」と述べたうえで「コンセンサスが得られなかったことの責めはロシアに負わされるべき」とロシアの対応を批判しました。
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