“コロナ”“土石流”熱海ようやく盛況も見えぬ出口…「行動制限なき夏休み」はや終盤(2022年8月26日)

“コロナ”“土石流”熱海ようやく盛況も見えぬ出口…「行動制限なき夏休み」はや終盤(2022年8月26日)

“コロナ”“土石流”熱海ようやく盛況も見えぬ出口…「行動制限なき夏休み」はや終盤(2022年8月26日)

行動制限のない3年ぶりの夏休みも、最後の週末を迎えました。

街の復興と、その努力に報いるため1952年に始まった熱海海上花火大会。今年の夏休みは、26日が最後の開催です。5000発の花火が、去りゆく夏の夜空を染めました。
3児の父(40代):「(夏休みは)知っている近場で遊ぶ感じ。あんまり知らない遠くに行って、ゴミゴミしているよりは、熱海は、多少離れているのでいいかな。(コロナは)まだ気にはしています」
カップル(20代):「公共交通機関より、車を使う移動が増えた。基本的に県内で行けるところは、あとは隣県、関東圏」

去年はコロナに加え、7月に起きた土石流災害も影響し、熱海市は、観光客が大幅に落ちこみました。市内の年間の宿泊客数は、2015年から5年間、300万人の大台を突破しましたが、去年は約153万人と半減しました。

現場となった伊豆山地区にある宿泊施設。土石流の被害は受けませんでしたが、去年の夏は、予約のキャンセルが相次ぎました。
ゆとりろ熱海・松浦信雄総支配人:「100%近く(予約)いただいていた分が70%ほど減じた。熱海は大丈夫なのかという風評被害も多くございましたので、それも影響していたのかなと」

しかし、その後、徐々に持ち直し、先月と今月の予約は、コロナ前と比べ、ようやく90%を超えるまで回復しました。コロナの影響もあり、客層や傾向が変わったといいます。若い年代が多くなり、露天風呂がついた特別室から予約が埋まるようになったそうです。

ゆとりろ熱海・松浦信雄総支配人:「20代のお客さまに、たくさんご利用いただいております。ご年配のお客さまが少なくなって、今、若い方が非常に多いなと。お部屋の中でゆっくり、グループで、カップルで、まったりと過ごすお客さまが見受けられますし、なるべく近場で、交通の利便性がいい所、車でも、電車でも、新幹線でも来やすい熱海ということで選ばれているんだろうなと。第1波、第2波のときも、熱海もお客さまが激減しました。休業を余儀なくされた旅館、やめてしまった宿もありますが、館内での感染対策や、普段できないサービス向上で、より多くのお客さまにおこしいただきたいと期待しています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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