「原子力災害の瀬戸際」ロシア軍攻撃でウクライナ原発への電力供給中断 駅への攻撃で子ども含む25人が犠牲に|TBS NEWS DIG

「原子力災害の瀬戸際」ロシア軍攻撃でウクライナ原発への電力供給中断 駅への攻撃で子ども含む25人が犠牲に|TBS NEWS DIG

「原子力災害の瀬戸際」ロシア軍攻撃でウクライナ原発への電力供給中断 駅への攻撃で子ども含む25人が犠牲に|TBS NEWS DIG

侵攻から半年が過ぎたウクライナ。攻撃は依然続き、子どもも犠牲となっています。また、ロシアが占拠する原発が攻撃の影響で一時、電源供給が停止、ゼレンスキー大統領は強い危機感を示しています。

ウクライナ東部。列車が焼け焦げ、屋根が大きくひしゃげています。独立記念日の24日、駅などがロシア軍の攻撃を受け、ウクライナ政府高官によると子どもを含む25人が犠牲となりました。

ロシア国防省は、列車は「軍事用」だったと主張しますが、民間人の被害には言及していません。

一方、こちらは同じ日に南部のザポリージャ原発をとらえた衛星写真。原子炉のすぐ近くから炎と煙があがっています。

今月に入って原発周辺では攻撃が相次いでいますが、国営の運営企業は。

ウクライナ国営 エネルゴアトム
「原子炉2基が送電網から切断された」

近隣の発電所で発生した火災により送電線が損傷、稼働を続けていた原子炉2基への電源供給が停止したと明らかにしました。

非常用電源は稼働しているといいますが、ゼレンスキ―大統領は。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「ロシアがウクライナとヨーロッパを原子力災害の瀬戸際に追いやった」

26日の最終日に向け合意をめざすNPT=核拡散防止条約再検討会議の「最終文書案」でも、ザポリージャ原発は焦点の1つです。

原案では、原発について「ロシアによる管理からウクライナ当局へと戻すことを求める」とされていましたが。

「最終文書案」改定版
「ウクライナ当局による管理の確保が最も重要だ」

改定後の最終文書案ではロシアの反発に配慮した形で、名指しの部分が削除されていました。

関係者によるとウクライナやポーランドなど一部の西側諸国は、ロシアを明記すべきとして現時点で容認できない姿勢を示しているということです。

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