【発火の危険】過充電注意「充電式ライト」 事故50件…6割超が「付属品以外で充電」対策は?
防災グッズやキャンプ用品として需要が高まる充電式のライト。付属品でない他製品の充電器を使用するなどして、過充電により発火や火災につながるケースが相次いでいます。事故は5年で50件に上ります。どんな対策が有効なのでしょうか?
■防災セット、懐中電灯…高まる意識
9月1日に「防災の日」を迎えますが、都内で災害への備えを聞きました。
会社員(50代)
「家族に1個ずつリュック型の防災セットを持つようにしています。懐中電灯もあれば、(体を)保護するためのグッズもありますし…」
大学生(21)
「枕元に懐中電灯を置いています。(最近)地震が多く続いてたから、心配だなって」
防災意識が高まっています。
■充電式ヘッドライトが発火、火災も
25日に公開されたのは、防災グッズと充電中のヘッドライトの実験映像です。充電式のヘッドライトが激しく爆発し、爆発によって周辺に火が移っているのが分かります。
映像を公開した製品評価技術基盤機構(NITE)によると、過充電によって発火し、火災につながるケースが相次いでいます。原因の多くは、付属された正規の充電器ではなく、他製品の充電器を使用したことだといいます。
■キャンプでも仕事でも…高まる需要
明るく長持ちするため、防災グッズ以外でも需要が高まっているという充電式のライト。
最近購入しアウトドアで使うという男性(30代)は「明日(ライトを持って)キャンプに行きます。パパっと充電できてすぐ使えるのがいい」と言います。
オンライン面接で充電式ライトを使う20代は「自撮りとかに使うリングライトとか、違う充電器を使ったことあって、その時は『いつもより熱いなー』って」。
仕事で使うという人(24)は「商品とかを照らすのに、充電式の投光器みたいな。純正じゃないものを使って充電する機会もありました。(発火するとか)それを聞くと怖いなって。寝てる間だったら気付かないので」と話します。
■事故を防ぐ対策は?日ごろの確認も
NITEによると、充電式ライトの事故はここ5年で50件に上り、そのうち原因が判明している事故の6割以上が、付属品でない他製品の充電器使用によるものだといいいます。
NITEはこうした事故を防ぐため、他製品の充電器を使用しないこと、他の充電器と取り違わないようにラベルを貼ること、充電中に放置しないこと、近くに可燃物を置かないことを推奨しています。
災害など急に必要になった時に使えるよう、日ごろからの確認や準備を呼びかけています。
(2022年8月25日放送「news zero」より)
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