デカすぎ「ホッキョクグマ」体重測れん!健康考えみんなで支援(2022年8月25日)
巨大なシロクマ。非常に困っているところへ救いの手です。集まったお金はおよそ200万円。誕生日に命を救うあるものがプレゼントされます。
こちらに大きな背を向け座っているのは、秋田県にある男鹿水族館GAOの人気者・ホッキョクグマの豪太君(18)。
さかのぼること17年前…。もふもふの白い毛にあどけない表情をしているのは当時1歳の豪太君。
比べてみると、当時150キロほどだった体重も今では推定350から400キロほどに成長しています。
いつもは穏やかな豪太君ですが、天気のいい日はお気に入りのコーンを頭にかぶって遊んだりプールで泳ぐことも。
今、「体重が測れないホッキョクグマ」として注目を集めています。一体、どういうことなのでしょうか。
男鹿水族館GAO・陶美穂子さん:「設置している体重計に収まりきれなくなり、体重が測れていない状況に」
体重計が置かれている場所を見ると、豪太君の大きな体がはみ出しています。これでは正確な体重が測れません…。
今年で19歳になる豪太君。今後の健康管理のためにも新たな体重計が必要です。
男鹿水族館GAO・陶美穂子さん:「体重の管理はとても重要でより正確な餌(えさ)の量を決めたり、万が一、病気になった時の投薬量を測ったりするために重要」
そして、水族館はこの夏、豪太君の健康管理のために初めてクラウドファンディングを開始。
わずか1週間ほどで目標額である200万円を達成しました。
男鹿水族館GAO・陶美穂子さん:「全国の人からありがたいことに、たくさんご支援頂きまして、とても早い目標達成に驚いているとともに感謝の気持ちでいっぱい」
水族館は集まった支援をもとに体の大きなホッキョクグマでも十分に乗れる新しい体重計を整備。
今年11月、豪太君の誕生日にプレゼントする予定です。
クラウドファンディングの期限は今月末まで。上回った支援については生き物の今後の生活環境の整備などに使われるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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