【衝撃】SNSで「精子提供」学歴や国籍でウソ…女性が3.3億円の支払い求め提訴

【衝撃】SNSで「精子提供」学歴や国籍でウソ…女性が3.3億円の支払い求め提訴

【衝撃】SNSで「精子提供」学歴や国籍でウソ…女性が3.3億円の支払い求め提訴

都内に住む30代の女性が、SNSで知り合った「京大卒」「未婚」「日本人」と言っていた男性から、精子の提供を受けて出産しました。ところが、男性の学歴などは全てウソだったことがわかり、女性が損害賠償を求める訴えを起こしました。

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ツイッターで「精子提供」と検索すると、精子を無償で提供するという書き込みが多数出てきました。「関東難関私大卒」「病気なし」と具体的な紹介もみられます。

こうした、SNS上で多く見られる「精子提供ツイート」。これを利用したことで裁判に発展したケースが。訴訟を起こした女性の代理人弁護士は──

原告女性の代理人弁護士
「国籍・学歴・配偶者等の有無についてウソをついたことにより、だまされて望まない相手との性交渉、およびこれに伴う妊娠を強いられた」

20代の男性から、性交渉による精子提供を受けた、都内に住む30代会社経営者の女性。男性の話がウソで、だまされたと訴えました。

訴状などによると、女性は夫との間に第1子をもうけたあと、夫に遺伝性の難病の疑いがあることなどが判明。第2子を望み、ツイッターなどで精子提供者を探し、この男性と知り合いました。

このとき、相手に求めた条件は次の3つ。

1.東京大学を卒業している夫と同等の学歴であること
2.配偶者等がいないこと
3.日本人であること

男性のツイッターには、「大手金融機関勤務」で「国立大卒」などの記載がありました。さらに、ダイレクトメッセージでのやりとりでは──

女性
「国立大学卒とのことですが、どの大学ですか?」

男性
「京都です」

女性
「奥様やお付き合いしている女性はいますか?」

男性
「いません」

その後、直接会ったという2人。

男性は、氏名の部分を隠した状態で身分証や社員証を提示し、流ちょうな日本語を話していたといいます。

全ての条件をクリアしていると感じた女性は、10回ほどの性交渉による精子提供で第2子を妊娠。しかし──

原告女性の代理人
「被告(男性)の話が全てウソであり、被告が条件の全てに合致しない人物であると知り、がく然とするとともに激しく動揺しました」

男性について、次のことが判明したということです。

1.京都大学ではない、別の国立大学を卒業していて
2.既婚者で
3.中国籍だった

ウソと知った女性は、先月、精神的苦痛を受けたなどとして、男性におよそ3億3000万円の支払いを求め、提訴。

精子提供を受けて出産した第2子とは、心身の不調で一緒に暮らすのが困難なことから、児童福祉施設に預けているということです。
(2022年1月11日放送「news zero」より)

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