【バス横転・炎上】出口付近で向き変え分離帯に衝突か 出発前の点呼では”異常がなかった”

【バス横転・炎上】出口付近で向き変え分離帯に衝突か 出発前の点呼では”異常がなかった”

【バス横転・炎上】出口付近で向き変え分離帯に衝突か 出発前の点呼では”異常がなかった”

22日、名古屋市の名古屋高速でバスが横転・炎上し、9人が死傷した事故。運行会社は23日、会見を開き謝罪しました。運転手は出発前の点呼では異常がなかったといいます。一方、23日も愛知県などで、車の横転や炎上などが相次ぎました。

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愛知県警は23日、バス会社の本社と事故を起こした営業所の2か所同時に、過失運転致死傷の疑いで家宅捜索に入りました。

「当所で発生した事故等ヒヤリハット」と書かれたファイルや、「車両故障等連絡帳」と書かれた青いファイルなどが押収されたとみられます。

22日、愛知の名古屋高速で高速バスが横転し炎上した事故では、55歳の男性運転手と乗客1人が死亡、7人がけがをしました。

あおい交通 松浦代表取締役(23日午前)
「心よりおわびを申し上げます。申し訳ございませんでした」

バスの運行会社は、事故を起こした運転手の当日の様子について――

あおい交通 野口営業所・運行管理者
「元々、この運転手は酒の飲めない体質だそうで、(当日のアルコール)チェックでは0.00。点呼を行いますが、異常なし。本人からも異常なしということで」

“普段の勤務態度も問題はなかった”とした上で――

あおい交通 松浦代表取締役
「分離帯にぶつからずに走るというのは、ドライバーみんな当然やることですので、その点に関しては運転ミスではないだろうかと」

捜査関係者によると、事故直前、バスは降りる予定だった高速の出口に向かう車線を走行していたとみられています。しかし、出口付近で左側の本線に向きを変え、その後、分離帯に衝突し、横転した可能性があるというのです。目立ったブレーキ痕もなかったといいます。

警察は、当時の勤務状況や安全管理に問題がなかったかなどについても調べる方針です。

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23日、関東ではトラック火災が発生しました。

撮影者(埼玉・圏央道・23日午後1時前)
「うわ~穴が開いたね」

現場で撮影された映像には、続き激しい炎とともに、トラックの荷台に見る見る穴が開いていく様子が映っていました。

撮影者(埼玉・圏央道・23日午後1時前)
「これ爆発するのかな? どんどん穴が開いているもんね 」

23日午後、埼玉県の圏央道で発生したトラック火災。

トラック運転手
「走行中に異音がして、確認したら煙が上がっていた」

火は30分ほどでほぼ消し止められ、けが人はいませんでした。

愛知県では、23日も高速道路での事故が発生しました。積み荷を積んだトラックが、進行方向とは逆向きに横転しており、前方部分は、原形がわからないほど破損していました。

新東名高速道路で起きた大型トラックと乗用車が絡む事故。トラックを運転していた60代くらいの男性は、搬送先の病院で死亡したということです。警察は、事故の原因を調べています。
(2022年8月23日放送「news every.」より)

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