共通テスト免除も・・・政府がコロナ禍の入試対策発表(2022年1月11日)

共通テスト免除も・・・政府がコロナ禍の入試対策発表(2022年1月11日)

共通テスト免除も・・・政府がコロナ禍の入試対策発表(2022年1月11日)

 新型コロナウイルスの影響を受けた受験生に対し、文科省は共通テストを受けなくても個別入試だけで合否を判断することを認めると発表しました。

 受験生にとって最初の難関「大学入学共通テスト」が今週末に迫るなか、11日に政府が発表したのは“異例の要請”でした。

 末松文部科学大臣:「大学入学共通テストの本試験・追試験、どちらも受験できなかった場合には個別入試で合否判定すること。それでも受験機会が得られなかった受験生のために総合型選抜等によりまして、再度の追試の機会を設けることなどにつきまして、全大学に速やかに要請を致します」

 文部科学省はコロナの影響で本試験と追試験を受けられなかった受験生のために、共通テストを利用する予定の大学に「個別入試」の結果だけで合否判定するよう要請しました。

 さらに、個別入試でも追試験などを受けられなかった場合には再追試の機会を与え、入学時期が4月以降になることも可能にするということです。

 オミクロン株の感染拡大を受けた、この判断。これまでも岸田総理は・・・。

 岸田総理大臣:「私の方から別室受験を含め、できるかぎり受験機会を確保する方策について、きのう(去年12月26日)文部科学大臣に対して検討を指示致しました」

 濃厚接触者となった受験生に対して検査が陰性など、条件付きで別室での受験を可能にするなど対応を切り替えてきました。

 受験生の入試の機会を確保するための対応なのですが、ネットでは「苦手科目回避で不正が起こらないとも限らない」「公平な判定を保てるかな・・・?」「4月以降の入学って大学側も大変だね」と、こんな疑問の声も。

 志願者約53万人。「個別入試での判定」という異例の対応は、受験にどう影響するのでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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