【脱日本】中国人気雑貨店“日本風”で謝罪 かつての反日ムード再び?(2022年8月22日)
人気を集めた中国の雑貨チェーンが突然「脱日本」を発表。中国で一体何が。
一見、ユニクロのような店構え。でも、ユニクロではありません。
中国の雑貨チェーン「メイソウ」です。
わざわざ店名にカタカナを使うなど、「日本風」を売りにしてきましたがこの度、カタカナだったロゴが現在、中国語の表記に変わっています。
2013年の開業以来、「日本風」を装うという彼らのスタンスは、徹底していました。
これは、海外での契約式典の様子。飾られているのは、日本の国旗です。
誰も指摘する人はいなかったのでしょうか。それとも、先方も日本の企業だと思っていたのでしょうか。
紙袋にも、「JAPAN」の文字。
そんなメイソウが謝罪文を発表し、日本風をやめると宣言しました。
きっかけの一つはこれ。メイソウのスペインの代理店が、チャイナドレスを着た人形を「日本の芸者」と間違って紹介。
中国の人々も、これは見過ごせなかったようです。
中国のSNSの反応:「もう店に行きたくない」「この会社の商品はすべて買わない」
中国では最近、こんなこともありました。
警察官:「中国風の服ならこんなことは言わない。なんで和服を着ているんだ?君は中国人だろ!?」
女性:「そんな大声で怒鳴らないでもらえますか」
警察官:「協力しなさい」
女性:「どんな理由で?」
警察官:「騒乱挑発罪だ!」
女性:「ただ和服を着ただけで?」
警察官:「一緒に来なさい」
女性は警察に連行され、着ていた和服を没収されたというのです。
かつての反日ムードが、再び加熱してるのでしょうか。
中国のSNSの反応:「今は日本の着物を着ただけで捕まるのだから、こんな企業は取り締まるべきだ」
メイソウは謝罪文の中で、これまでの日本風マーケティングについてこう総括しています。
メイソウの謝罪文:「会社の発展初期(中略)、曲がった道を歩んだ。恥ずかしく思い、自責し、ここで丁重に謝罪する」
そして、今後は…。
メイソウの謝罪文:「正確な中国文化と価値観の輸出作業をしっかり行うことにした」
メイソウの袋を持った人に話を聞くと…。
女性:「日本のブランドでしょ?まあ、商品が実用的であればどっちでもいいですけど」
今回の方針転換、SNSの反応は冷ややかです。
中国のSNSの反応:「お金を稼ぐために頭を下げただけだ。これからはメイソウに行かない、ボイコットする」
カタカナから漢字に変更された店頭の看板…。
しかし、店が入るショッピングモールの案内表示にはまだ、カタカナのロゴが残っていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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