逮捕のSMBC日興証券役員ら4人全員が容疑否認 「違法な取引していない」
SMBC日興証券の役員ら4人が東京地検特捜部に逮捕された相場操縦事件で、4人が特捜部の調べに対し、「通常の業務の範囲内で違法な取引はしていない」などと、全員が容疑を否認していることがわかりました。
SMBC日興証券の専務執行役員ヒル・トレボー・アロン容疑者(51)ら幹部4人は、市場を介さずに株を売買する「ブロックオファー」と呼ばれる取引に絡み、特定の5つの銘柄について株価が値下がりしないよう買い支え、不正な取引をしたとして特捜部に逮捕されました。
その後の関係者への取材で、4人は特捜部の調べに対し、「通常の業務の範囲内で違法な取引はしていない」などと全員が容疑を否認していることがわかりました。
特捜部は、取引に関する4人のメールなどの資料を押収し、実態の解明を進めています。
(06日11:21)
コメントを書く