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雨の中、勝手口から外へ?2歳男児不明 お風呂上がりのわずか5分間に何が|TBS NEWS DIG
富山県高岡市で2歳の高嶋怜音ちゃんが行方不明になって、45時間以上経ちました。今もなお、捜索が続いています。
身長は約80センチ、半袖半ズボン、水色のパジャマを着ていて、裸足とみられます。似た男の子を目撃しましたら、高岡警察署0766-23-0110までご連絡ください。最寄りの交番まで連絡するかたちでも大丈夫だということです。
■あたりは田んぼと用水路の多い地域お姉ちゃんの髪を乾かしている隙に・・・
ホラン千秋キャスター:
現場では捜索が始まり3日目を迎えています。怜音ちゃんの手がかりが出てきたのか伝えてもらいましょう。細橋さんお願いします。
細橋雄太記者:こちらは行方不明になった富山県高岡市の高嶋怜音ちゃんの自宅から700mほど離れた祖父川に来ています。捜索3日目は今朝から警察と消防、付近の住民が加わり、合わせて80人ほどの体制で、現在も捜索が続けられています。
こちらで取材をしていると、怜音ちゃんの行方が分からなくなる前の20日昼ごろに、祖父川から200mほど離れた路上で、怜音ちゃんほどの年頃の男の子を見たという人がいました。
そして22日午後2時半ごろから、富山県警が祖父川に小型のボートを出して、怜音ちゃんの捜索を行ったほか、ドローンを使って上空からも、この河川の周辺を重点的に捜索していました。現在はこの河川と合流する下流の河口付近まで範囲を広げて捜索を行っています。
しかし、怜音ちゃんの行方が分からなくなってから45時間が経過しようとしていますが、未だ発見には至っていません。
現場では懸命な捜索活動が今も行われています。
井上貴博キャスター:細橋さんが立っている場所の後ろに川が流れていて、土手が広がっている。この辺り一帯はどういう場所ですか?住宅街が広がっているのでしょうか?
細橋記者:あたりには田んぼが所々点在しているんですが、こういった大きな河川であったり、所々に大小様々な用水路が多いような地形となっています。
ホランキャスター:高嶋怜音ちゃんは、富山県高岡市に、お父さんとお母さん、お姉さんと4人で一戸建てに暮らしていました。
20日の午後6時45分頃です。自宅から怜音ちゃんがいなくなっていることに気づいたご家族が、110番通報をしたということなんですね。
怜音ちゃんは、身長約80センチ、半袖半ズボン、水色のパジャマを着たまま、どこかに行ってしまったということです。靴は履いていないとみられます。
午後6時40分ごろ、怜音ちゃんを含めたお姉さんお母さんと3人で入浴をしていました。このとき、お父さんは外出中だったということなんですね。
入浴後、2階で母親が怜音ちゃんの髪を乾かしたあと、姉の髪を乾かしていたということなんです。そして、このお姉さんの髪を乾かす前まで、母親は隣の部屋で怜音ちゃんが遊んでいるのを見ていたということなんです。
しかし、髪を乾かしていた約5分間の間に、どうやら、自宅の1階にある勝手口から外に出た可能性が高いということなんです。
母親の話によりますと、勝手口のドアは、怜音ちゃんが最近開けられるようになっていて、当時半開きになっていたので、自分で鍵を開けて出ていったのではないかというお話でした。さらに父親の話によると、「私が外出していたので、お父さんはどこかなということで、私を追いかけて外に出ていったのかも知れない」というような見立てもあるようなんですね。
■警察犬が感じたにおい専門家「あくまで参考情報」
ではどこに行ってしまったのか。上空から地形を見ていきましょう。怜音ちゃんの自宅があるのは、このあたりです。自宅のすぐ近くには用水路があります。さらに、住宅があったり、田畑が広がっている、平坦な地形ということが言えるかもしれません。
怜音ちゃんがいなくなった当時は、日没が午後6時36分。晴れていればやや明るかったかもしれないですが、この日は雨が降っていました。午後5時前には大雨警報、午後6時すぎには洪水警報が出されています。いなくなった当時はそこまで雨はひどくなかったそうですが、かなり真っ暗に近いような状況だったことが推測できます。ここから一体どこに行ってしまったのか。
一つ手がかりがあるようなんです。怜音ちゃんの父親の話によりますと、警察犬による捜索で、近くにある福田神社の横の公園までは、怜音ちゃんのにおいがあったということで、この周辺を探しているそうなんですね。距離にすると、約500m離れていて、大人が歩いてみると約5分くらい。途中に田んぼや用水路もありますし、暗さを考えると、果たしてここまで1人で行けたのかという点。
元埼玉県警の佐々木成三さんにお話を伺うと、公園で感じたにおいは「雨によって消えたりするので、
あくまでも参考情報」。いなくなったときに雨が降っていたのだとしたら、その時に付いたにおいかどうか定かではなく、確信を持てる情報ではないようなんです。
井上キャスター:2歳ぐらいといいますと、様々なことが急にできるようになって、興味の幅が広がる。一方で、恐怖心は多分あまり持たないので、好奇心の赴くままに動いて…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220822-6036035)
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