ロシア「サハリン2」一部の電力・ガス会社が再契約へ(2022年8月20日)
ロシアの天然ガス開発事業「サハリン2」を巡り、国内の一部、電力・ガス会社がロシアの新会社と近く再契約する方向で調整に入りました。
ロシアの天然ガス開発事業「サハリン2」は今月5日に事業を引き継ぐロシアの新会社が設立され、JERAや東京ガスなど天然ガスを調達している電力・ガス会社に引き続き契約を結ぶよう通知しています。
関係者によりますと、現時点で価格や調達量など契約内容に変更がないため、一部の電力・ガス会社が近くロシアの新会社と再契約を結ぶ方向で調整しています。
再契約が広がれば懸念されている電力・ガス不足が緩和されますが、複数の関係者が「国際情勢次第では供給量を減らされる可能性もある」と話しています。
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