「目指す時点ですごい」里見香奈女流五冠が「女性初のプロ棋士」目指す編入試験第1局(2022年8月18日)
将棋の里見香奈女流五冠。女性初のプロ棋士への挑戦が大阪で始まりました。
8月18日、対局が始まる約20分前の午前9時40分すぎ、関西将棋会館の対局室に現れた里見香奈女流五冠(30)。島根県出雲市出身で終盤の攻めの鋭さから「出雲のイナズマ」と呼ばれています。
18日の午前10時、徳田拳士四段(24)の先手で対局が始まりました。
「棋士」と「女流棋士」とで制度が異なる将棋界。これまで「棋士」となった女性はいません。今回、里見女流五冠は、男性棋士との公式戦で10勝以上するなどの条件を満たして、「棋士」になるための編入試験の挑戦権を得ました。編入試験は新人棋士5人との5番勝負で、3勝すれば女性初のプロ棋士誕生となります。
長い将棋の歴史を変えるかもしれない挑戦について、京都市東山区にある将棋道場「東山将棋センター」で話を聞きました。
(小学6年生)「すごいと思う。やってくれると思います」
(小学4年生)「めちゃくちゃ憧れます。今まで達成できなかった女性プロを目指そうとしている時点ですごいんですよ。女性プロ棋士誕生に向かってがんばってほしいと思う」
(女流棋士を目指して研修会に入っている女性(18))
「私も里見さんみたいな女流棋士を目指しているので頑張ってほしいなと思います」
対局は18日午後5時20分すぎ、127手で徳田四段が勝利。里見女流五冠の1勝はお預けとなりました。
(里見香奈女流五冠)
「注目していただけるのはすごく嬉しいことですし、こういった大きな舞台で指せることはなかなかないと思うので、次局以降もしっかり準備をして挑みたいと思います」
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