【男を逮捕・起訴】マイホーム注文客から詐取か「ウッドショックによる資金繰りの悪化」
住宅の注文客から2300万円あまりをだまし取ったとして、不動産仲介業の男が逮捕・起訴されました。動機について、「ウッドショックによる資金繰りの悪化」だと供述しています。
詐欺の罪で、18日までに起訴されたのは、大阪府柏原市にある「グレースホーム」の社長曽谷利満被告です。
捜査関係者によりますと、曽谷被告は、去年9月以降、「建築会社に支払う預り金」などと称し、住宅の注文客らからあわせて2300万円あまりをだましとったとされています。
曽谷被告は、木材価格の高騰、「ウッドショックで資金繰りが悪化した」などと容疑を認めているということです。
曽谷被告に住宅を注文した男性は、工事にも不備があったと話しています。
住宅を注文した男性「本来テラスをつけてもらう予定だったが…（勝手口開けて）『Q：空中じゃないですか』（工事を）やってもらえないまま止まってしまった」
警察は、被害総額がおよそ9400万円に上るとして、18日にも追送検する方針です。
(2022年8月18日放送)
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