“旅行先感染”相次ぐ…豪州で「延泊40万円」出費 韓国で「復調も再陽性」半月帰れず(2022年8月17日)

“旅行先感染”相次ぐ…豪州で「延泊40万円」出費 韓国で「復調も再陽性」半月帰れず(2022年8月17日)

“旅行先感染”相次ぐ…豪州で「延泊40万円」出費 韓国で「復調も再陽性」半月帰れず(2022年8月17日)

 お盆休み中に、旅行先での感染が相次いでいます。旅行代金が1年で最も高い時期とも重なり、延泊費用などでさらに40万円の出費を余儀なくされた人も出ています。

■「京都のんびり観光」暗転…40℃発熱 陽性確認

 多くの人が、スマートフォンのカメラを向けている先は、京都の夏の夜空を彩る「五山の送り火」です。先祖の霊を送る伝統行事で、3年ぶりの全面点火となりました。

 見物客:「すごいきれいでしたね。不思議というか、感動ですね」

 行動制限がなかったお盆休み。久しぶりの帰省やバカンスを楽しんだ人が多く見られました。

 楽しいひと時を過ごせた一方で、つらい状況に追い込まれた人もいました。旅先での新型コロナ陽性判定です。

 長野から京都へ 旅行中に陽性判定:「長野から京都に来ています。のんびり観光できればなと」

 この男性は京都を旅している最中、13日の夜に40℃の発熱。その後の検査で、陽性が確認されました。

 長野から京都へ 旅行中に陽性判定:「予約を延長した。安いホテルだったので、(7日間)2万2000円です」

 その後、保健所の案内で、現在は療養施設に移動したため、予約を延長した分の宿泊費は戻って来なかったそうです。

■“一人旅”豪で感染…延泊代40万円 トラブルも

 海外で感染した場合、重くのしかかるのが滞在費です。

 静岡からオーストラリア旅行中に陽性判定:「PCRの検査を受けたのが、11日だった。ポジティブ(陽性)って出ちゃって。帰れないと思って」

 オーストラリアに一人旅をしていた19歳の大学生は、13日に帰国予定でしたが、直前で感染が判明。ホテルを延長したのですが、クレジットカードでトラブルがあったといいます。

 静岡からオーストラリア旅行中に陽性判定:「(1週間の)ホテル代がだいたい30万円。急激に30万円くらいが、海外から引き落とされる。詐欺なんじゃないかと、捉えられ(決済)通らない。結局、1日、2日は(カードが)使えなくて。外も出られないので、ご飯もなくて、水とかもない状態だった」

 その後、決済できたといいますが、宿泊費に加え、航空券の変更、食費、PCRの検査費用など、およそ40万円も余計に掛かってしまいました。しかし、幸いにも…。

 静岡からオーストラリア旅行中に陽性判定:「保険を一応入れていて。半分くらいは、戻ってくるかなという見立て。入っておいて良かった」

■韓国旅行で感染 復調も“再陽性”…半月帰れず

 一方、韓国旅行で感染が分かった大学生は、7日に帰る予定でしたが、入国から半月が経った今も、帰れないままだといいます。

 埼玉から韓国 旅行中に陽性判定:「元々いたホテルがコロナ陽性だと伝えたら、出て行くよう言われたので。隔離先をどう見つければいいんだろう。ご飯はどうすればいいんだろう。同じ状況の人をインターネットで検索して、情報収集した」

 言葉が通じないなか、自力で療養施設を見つけましたが、食事などの支援はなかったといいます。

 そして、7日間の隔離期間を終え、体調が回復したため、検査をしましたが、結果は再び、陽性でした。現在は、日本大使館からの回復証明書の発行を待ちながら、ホテルを転々とする日々を強いられています。

 埼玉から韓国 旅行中に陽性判定:「もう元気なのに帰れないというのが、すごく落ち込んでます。今回、痛い目をみたので、当分韓国いいやという感じ」

(「グッド!モーニング」2022年8月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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