『久々に夏体感できた』3年ぶり全面点火の「五山送り火」炎で描かれた文字が夏空彩る(2022年8月16日)
８月１６日の夜、京都では「五山送り火」が３年ぶりに全面点火されました。
京の夏空を彩る「大」の文字。「五山送り火」はお盆に帰ってきた先祖の霊を送り出す伝統行事で、炎は闇の道を行く精霊の足元を照らすためといわれています。
午後８時半ごろには京都市を囲む５つの山に炎で文字や形が描かれ鴨川の河川敷などには多くの人が集まり写真を取っていました。
去年、おととしは新型コロナウイルスの影響で規模が縮小されたため、全てに火が灯ったのは３年ぶりです。
（地元の人）
「これ見ると夏を感じるので、久々に夏を体感できてとてもよかったです」
時折雨が降る中地元の人や観光客らは優美な炎に見入っていました。
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