お盆休み「子連れ専用車両」賛否…分断につながる?(2022年8月17日)

お盆休み「子連れ専用車両」賛否…分断につながる?(2022年8月17日)

お盆休み「子連れ専用車両」賛否…分断につながる?(2022年8月17日)

 JR東海は夏休みの期間限定で、東海道新幹線の一部ののぞみ号に「お子さま連れ専用車両」を設けています。

 うたい文句は、「『泣いたらどうしよう』の心配も解決」です。

 小さい子どもを連れて旅行に出掛けたり、帰省したりする利用者の要望に応える形で運行されています。

 こうした取り組みにSNS上では、「我が子が多少グズってもはしゃいでも、座席を離れる必要がないのは助かるね」「この車両は子連れが多いんだ!と思うと、すごく心強く気持ちが楽でした」といった声が上がっています。

■“専用車両”疑問・懸念の声も…

 子ども連れの利用者に向けた取り組みは、他の鉄道会社でも行われています。

 小田急電鉄では今年の春から、一部の車両に「子育て応援車」を導入。誰でも乗ることができますが、子連れの方が安心できるように見守りましょう、と呼び掛けています。

 また、都営地下鉄・大江戸線は2019年から、一部の車両に「子育て応援スペース」を設置しています。

 ただ、こうした“専用車両”が作られることに、SNS上では「子連れの人たちを分断しているようだ」といった疑問の声や、「子育て世帯に不寛容な世の中につながるのでは」といった懸念の声も上がっています。

 ツイッターから:「子連れを隔離するんじゃなくて、静かにしたい人向けの車両を作ったほうがいいじゃないかなと」「一般車の親子連れが非常識扱いされないかと心配ですね」

■「子連れ」気持ち 社会全体で共有

 街の人からは、次のような声が聞かれました。

 40代:「子連れからすると『専用車両』があれば、他の方に迷惑を掛けなくて済むと思うので。使い勝手はいいのかなと思う」

 60代:「(車内で)周りを見ながら、一生懸命子どもをなだめている人も気の毒だし。(子どもが)泣くから、座らずに立っている人もいるし。ある程度、区別して、お互いに快適に過ごせるギリギリの歩み寄りだと思う」

 20代:「公共の場なので、色んな事情の方がいらっしゃると思うので。思いやりの心を持ちながら、お互いを思いやるというのが理想だと思う」

 子どもを持つ家庭は減り続け、今や子育て世帯は少数派。皆が気持ち良く鉄道を利用するためには、「子連れ」の気持ちを社会全体で共有していくことが大切なのかもしれません。

(「グッド!モーニング」2022年8月17日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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