北海道・道路や鉄道に打撃…北日本中心に記録的大雨 この先も警戒必要(2022年8月16日)
北海道付近には、低気圧や湿った空気に伴う雲が広がり、16日未明から朝にかけ、激しい雨となったところがありました。24時間雨量は、今金町で226.0ミリ、長万部町で193.0ミリなど、観測史上1位の記録を更新しています。
北海道の日高町と清水町を結ぶ国道274号の日勝峠で土砂崩れが起き、車線がふさがれてしまいました。けが人はいませんでしたが、車19台が、約5時間にわたって立ち往生しました。
大雨の影響で、JR北海道では、札幌と函館、釧路、帯広を結ぶ特急44本を含む203本が運休しました。
今月に入り、大雨被害が相次いでいる東北。青森県鰺ケ沢町では、災害ゴミが後を絶ちません。
ゴミを捨てに来た住民:「冷蔵庫、洗濯機、全部、家電が使えない状況なので、とりあえずお弁当で生活を今は過ごしているけど、ボイラーも全部いってしまったので、お風呂も初めの3日間は、水風呂、水シャワーを浴びて過ごした」
秋田県五城目町では、多くの住宅が浸水被害にあいました。
被害にあった住民:「(Q.毎日、何時から片付け作業を)朝4時半。(Q.必要な支援は)別に改まってはないが、(自分で)やるよりないでしょ。大変だ、こりゃ」
土石流が発生した新潟県村上市。雨脚が強くなり、川沿いの住民に対し、避難を呼び掛けました。
北日本や北陸では、雨の強まりやすい状態が続く見込みで、土砂災害や河川の増水などに、引き続き警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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