【あ然】高齢者のシェアハウスで”盗難” 「熱中症になるし死活問題」
茨城県にある高齢者が暮らすシェアハウスで、エアコンの室外機が盗まれる事件がありました。屋外に設置されていた6台全てがなくなっており、配線などには何かで切断したような跡が…。入居者は「熱中症になるし、死活問題」などと困惑しています。
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「もうサウナに入っているような感じ」と話すのは、茨城・牛久市の高齢者が暮らすシェアハウスの入居者、藤井さん(70)です。
シェアハウスの入居者 藤井さん(70)
「まさかですよね! なくなったら、その人がどうなるとか…そういうこと考えてないよね。勝手に人のもの、持って行って…捕まえてほしいよね」
盗まれたもの、それは…
シェアハウスの入居者 藤井さん(70)
「室外機ですね」
盗まれたのは、野外にあったエアコンの室外機。驚いたのは、その数です。藤井さんが家屋の周りを歩きながら、説明してくれました。
シェアハウスの入居者 藤井さん(70)
「 ここが1台ですね」
「ここが2つめ」
「これが3つめ」
「ここが4つめ…私の部屋ね」
「これが5つめ」
「あれは6つめですね」
シェアハウスに設置していた6台全てが、なくなっていたのです。配線などには何かで切断したような跡がありました。
連日、厳しい暑さが続く中で起きた、室外機の窃盗。いまや欠かせないエアコンですが、エアコンの設定温度を24度にして動かしますが、風の吹き出し口は動いたものの室内は涼しくならず、気温30度以上のまま…。
シェアハウスの入居者 藤井さん(70)
「…扇風機代わりにはなるね」
室外機がないため空気を冷やすことができず、ただ風が出てくるだけです。さらに、室外機がなくなった影響なのか、何度電源をいれても、勝手に「スイッチオフ」になってしまいます。
シェアハウスの入居者 藤井さん(70)
「…閉じちゃったね」
シェアハウスの入居者 藤井さん(70)
「今まで、クーラーつけてても暑かったのにね。それこそ熱中症になるし、死活問題ですよね」
異変があったのは6日だったといいます。
シェアハウスの入居者 藤井さん(70)
「異変というのかな、ゴミが散乱して、室外機下のプラスチック容器とかホースのかけらが散らばっていたから、『ああ、もうやられている』と思って見たら、(室外機が)全部ないから」
シェアハウスを管理するNPO団体は12日時点で保険会社と対応を相談中で、新しく室外機を設置するめどは、まだついていないということです。
藤井さんは今後、涼しくなるまで、別の場所に借りているアパートで生活する予定だといいます。また、このシェアハウスは警察に被害届を出したということです。
(2022年8月12日放送「news every.」より)
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