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米ロ8時間の協議も平行線 緊迫するウクライナ情勢(2022年1月11日)
緊迫するウクライナ情勢を巡り、アメリカとロシアの高官協議がスイスで行われました。
会談はおよそ8時間にわたって行われましたが、ロシアが突きつけるNATO(北大西洋条約機構)の拡大停止について、アメリカは「決して同意しない」と拒否しています。
ただ、アメリカ側はウクライナへのミサイル配備を制限するよう提案するなど、一定の議論はされたとみられます。
一方、当事国のウクライナですが交渉から外されていることに焦りを隠せません。
そこで、米ロ協議と同じ日にNATO側と会談し、「NATO加盟への動きを支援する」との約束を改めて確認しました。
ウクライナではゼレンスキー大統領の支持率が20%ほどに低下していて、その不安定な国内情勢がロシアにとっては「治安維持」の口実となり、軍事介入につながる可能性も指摘されています。
ウクライナとの国境沿いにいるロシア軍は、今も増え続けているとみられ、危機が高まる一方です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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