「特定の党のみ応援する態度ない」“旧統一教会”世界平和統一家庭連合が会見(2022年8月10日)
世界平和統一家庭連合（旧統一教会）は10日に会見を開き、政治との関係について「自民党議員とより多く接点を持つことがある」としたものの「特定の党のみを応援する態度は取っていない」と強調しました。
世界平和統一家庭連合・田中富広会長：「会員の信徒たちは宗教団体に所属しているが、国民の一員として国政の在り方に積極的に関わり、選挙にも積極的に行くように指導はしております。ただ、私たちの法人が特定の党と関係を持つ、特定の党のみを応援する態度は取っていません」
田中会長は「基本姿勢は共産主義と対峙している。その点では自民党議員とより多く接点を持つことがあると思うが、自民党のみならず、コミュニズムに対して明確に対峙する姿勢を持つ政治家とは、接点が多かったことはあるかと思う」と説明しました。
また、団体の名称が変更された経緯について、過去に名称変更を相談した際、文化庁から難色を示されたと明らかにしました。
2015年に名称変更を申請した際にも、文化庁の対応が変わらなかったため「訴訟もやむを得ない」と判断し、法律家による意見書を提出したということです。
その後、申請が受理され、変更が認められたと主張しています。
世界平和統一家庭連合・田中富広会長：「本件認証は、純粋な法律問題として適法に処理されたものであり、そこにはなんらの政治的介入や不正はありません」
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