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「核兵器を簡単に使うようになったら終わりよ」被爆漫画家 約40年連載の作品への思い|TBS NEWS DIG
NO WARプロジェクト「つなぐ、つながる」です。被爆者の全国組織「日本原水爆被害者団体協議会」が発行する新聞に40年間連載された4コマ漫画が、長崎原爆の日のきょう、単行本として出版されることになりました。被爆した漫画家の思いです。
『おり鶴さん』は日本被団協の新聞に42年、500回にわたって連載されてきた4コマ漫画です。8月9日、1冊の単行本として出版されました。作者の西山進さん(94)は今、福岡市の施設で暮らしています。
生まれは京都、福岡・大分で育ち、就職先の長崎で被爆しました。今は肺気腫を患って療養中…。『おり鶴さん』の連載を卒業して1年が経ちます。
『おり鶴さん』作者 西山進さん
「こんなふうしか描けんとよ」
震えが止まらなくなった手で描いてくれたのは、辛い思い出で埋め尽くされた長崎時代の自分の姿。
西山進さん
「戦争、原爆、長崎。僕の頭の中にはそれしかない。簡単に使うようなこと言ってるけど、(原爆が)落ちたら大変ですよ」
西山さんが描いた、全長8メートルに及ぶ『被爆体験絵巻』。17歳の時に被爆し、翌日、「救援隊」として入った爆心地の様子です。目撃したのは、「人間の大量虐殺現場」。感情がなくなっていった17歳。絵巻を描いたのは、被爆29年後のことでした。
西山進さん
「やっぱり消えない。あの惨状は消えない。いくら消しゴムで消してもつまらん(ダメ)」
平和への願い、政治への憤り、世相を反映しながら進んだ西山さんの『おり鶴さん』。核兵器の苦しみと廃絶への思いをともにした被爆者の歩みと願いが込められています。
西山進さん
「絶対、核兵器廃絶の道を閉ざさないように。日本も『撃つくらいよかろう』『使ってもよかろう』という考えの人間が多くなっている。核兵器を簡単に使うようになったら終わり」
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