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小学生が作る命の弁当!厳寒に“絆”(2022年1月7日)
女の子の人助けでうれしい変化が起きました。
去年の大みそか。料理に腕を振るうのは、小学6年の松尾栞奈さん(12)。
松尾栞奈さん:「正月の気分を味わってもらうために、正月っぽい料理を選びました」
栞奈さんは、生活困窮者に無料でお弁当を配る活動をしています。
松尾栞奈さん:「お母さんは差別とか見て見ぬふりをするのが嫌いな人で、子どものころから教えてくれた」
最近は、栞奈さんの活動を知って、支援物資を送ってくれる人も。
冬は、家を失った人たちにとって厳しい季節。
60代男性:「豚汁?良いね~」
栞奈さんがお母さんに教えてもらった豚汁。冷え込んだ体に染み渡ります。
60代男性:「優しい味。うまいなあ。子どもにしてはうますぎるよ」
河川敷に暮らしておよそ5年になる60代の男性。
週3回、栞奈さんと会えることを楽しみにしています。
コロナ禍で生活に困窮する人は増えています。
1年半前までは派遣の仕事に就いていたという68歳の男性。
68歳男性:「コロナ禍でクビになったシニア連中は。若い連中だけやっているみたい」
無料弁当を配って、およそ9カ月。様々な人たちと出会ってきた栞奈さん。
忘れられない出来事がありました。
30代男性:「この前もらった弁当の玉子焼きがいつもより甘くておいしかった」
コロナ禍で仕事を失い、路上生活をしていた30代の男性。
知り合っておよそ1カ月後、栞奈さんは手紙をもらいました。
男性は今、仕事に就き、路上生活から抜け出したといいます。
松尾栞奈さん:「こんなことがあるんだなと。私たちが渡していた弁当や掛けた言葉で人は変われるんだなと。やっていて良かったと思いました」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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