ウクライナ産の穀物 貨物船第一便がトルコに到着 検査後レバノンへ(2022年8月4日)
ウクライナの穀物を積んだ貨物船の第一便がトルコのイスタンブールに到着し、国連などによる検査を受けました。
ウクライナ産トウモロコシおよそ2万7000トンを積みイスタンブール沖に停泊した貨物船に3日、係員らが乗り込み、積み荷に問題がないか検査しました。
係員らはウクライナとロシアに加え、仲介する国連とトルコにより設置された「調整センター」から派遣されています。
検査は1時間半ほどで終わり、貨物船は目的地のレバノンへ向かいました。
レバノンは、穀物の8割を輸入に依存していて、食料不足の緩和が期待されています。
最初の貨物船の運航管理が順調に進んだことから、トルコ政府関係者は今後、一日に3隻の出港が可能になるとの見通しを示しています。
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