ブドウ740房「盗難」相次ぐ 泥棒対策に怒りの農家が防犯でタッグ(2022年8月3日)
住宅街にあるブドウ畑で収穫直前の巨峰、約740房が盗まれました。
ブドウには日焼け対策のため、ひと房ごとに傘かけが行われるなど丁寧に育てられていました。
地面には、その傘かけがいたるところに散乱…。
朝、農家の人が畑に出ると、異変に気付いたといいます。まさに収穫直前、盗まれたのでした。
現場近くでは先月下旬にもブドウの窃盗被害が起きていました。
被害に遭った農家:「盗んでお金を稼ぐというよりは、自分で働いて稼いでくれという感じ」
ブドウだけでなく、スモモやモモも盗まれています。
被害に遭った農家:「朝4時から夜7時まで畑にいて、本当に1年間やってきたものを一瞬で取っていかれる。許せないですし、悔しい」
「ブドウ」「モモ」「スモモ」は日本一の生産量の山梨県。
広大な畑に人手不足も重なり、そこに泥棒の付け入る隙も…。
ブドウ畑では防犯対策として熱を感知したら自動で撮影するトレイルカメラを設置しています。畑に怪しい人物が現れると自動的に録画。
「フルーツ王国山梨を泥棒天国にはさせない」。
泥棒対策に地元の農家は協力し合い、防犯カメラ30台、センサーライト15台を設置。
農業者団体「KARC」・山坂勇樹代表:「不審者がきのうは通っていないのにきょうは通ったとか情報共有できれば」
山梨県警は公式サイトを設置。マッチョなブドウ姿の警察官が不審車両などの情報提供を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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