【西之島・最新映像】70種類以上の生物発見 噴火後初めて確認も(2022年8月2日)
小笠原諸島・西之島の最新の映像が公開されました。おととしの大規模噴火後、初めて見つかる生物もあったということです。
映像は環境省が派遣した調査チームが撮影した7月の西之島の映像です。
おととしの大規模噴火後、初めての発見となるイソギンチャクやテッポウエビを含む70種類以上の生物が確認されました。
西之島は東京から約1000キロ南にある小笠原諸島の火山島で2013年以降、活発な火山活動が続いています。
島の陸地は大部分が噴火警戒範囲のため、今回の調査は海中が中心でした。
トゲアシガニなど多数のカニが見つかり、海鳥の繁殖集団も確認できましたが、カツオドリやセグロアジサシの営巣数は去年に比べて大きく減少していたということです。
噴火警戒範囲外の一部の陸地では上陸調査も行われ、トビカツオブシムシやヤニイロハサミムシが大規模噴火後、初めて見つかりました。
噴火後に少数が生き延び、分布を増やしているとみられます。
島の周囲は火山活動の影響と見られる変色域が広がり、山肌からは活発な噴気も上がって植物は確認されませんでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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