旧統一教会・国葬・コロナ感染拡大も…岸田政権を待ち受ける“トリプルパンチ”｜TBS NEWS DIG
旧統一教会や安倍元総理の国葬への賛否。そして、新型コロナの感染拡大。政府与党がいわば、トリプルパンチに見舞われ苦慮しています。
1日、日本の総理大臣として初めてNPT=核拡散防止条約の再検討会議に出席した岸田総理。歴史的な演説を終え、帰国の途につきましたが、日本で待つのは、山積みの課題です。その一つが、相次ぎ明らかになる旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合と自民党との接点です。
自民党 茂木敏充幹事長
「関係部門に改めて確認するように党として指示を出しまして、その結果、これまで一切の関係を持っていないと、このような確認でありました。何らの関わりがないと」
自民党は教団との関係はあくまで議員個人の問題との立場です。
岸田総理
「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場から、それぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だ」
ただ、渦中の議員の中には…
自民党 山本朋広元防衛副大臣
「きちっと事務所にご連絡いただければ、対応いたしますので。（Q．山本部会長自身はいわゆる統一教会とは？）あ、ごめんなさい…」
山本氏の事務所に書面で教団との関係などを聞いたところ、きょう回答がありました。
山本朋広事務所
「日ごろより、多くの個人・企業や各種団体とおつきあいをしているところです。相手方もあることですので、お答えを差し控えさせていただきます」
野党は追及姿勢を強めています。
立憲民主党 泉健太代表
「いわゆる旧統一教会系が自民党の支援団体だったかと言われれば、私はそうだということが、多くの国民の認識・答えだと思います」
旧統一教会の問題に加え、新型コロナの感染拡大や、安倍氏の国葬への反発も続いています。山積する課題に岸田総理はどう対応するのでしょうか。
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