「海上の国境絶対守る」プーチン大統領が欧米けん制(2022年8月1日)

「海上の国境絶対守る」プーチン大統領が欧米けん制(2022年8月1日)

「海上の国境絶対守る」プーチン大統領が欧米けん制(2022年8月1日)

 先月31日、ロシアのプーチン大統領は、サンクトペテルブルクで行われた「海軍の日」の式典に出席しました。

■プーチン大統領「海上の国境絶対守る」

 ロシア・プーチン大統領:「我々の北極海の海域。オホーツク海や黒海、ベーリング海、バルト海とクリル海域。すべてを使って、海上の国境を絶対に守る」

 演説で、ウクライナとの交戦が続く黒海のほか、日本が引き渡しを求める北方領土の周辺海域についても言及し、国境防衛への決意を示しました。

■ウクライナ兵捕虜施設で爆発…50人死亡

 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は先月30日、東部ドネツク州にあるウクライナ兵捕虜の収容施設で爆発が起き、50人以上が死亡したと発表し、国際社会に対し、ロシアをテロ国家に認定するよう訴えました。

 ウクライナ・ゼレンスキー大統領:「テロ国家に関して、国際社会の観点から法的措置が必要です。大量殺人という非難だけでは、不十分です」

 ウクライナ側は「ロシア軍が捕虜の拷問や処刑を隠そうとしてやった」と主張する一方、ロシア国防省は「攻撃はウクライナ軍が行った」と主張し、非難の応酬となっています。

 ウクライナ国防省は経緯を明らかにするため、国連と赤十字に専門家の調査を要請。また、ロシア国防省も先月31日、「客観的な調査を行うため、国連と赤十字に要請した」と発表しています。

(「グッド!モーニング」2022年8月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事