全米の大学に広がる“パレスチナ支持”の波…声を上げ「脅迫を受けた」学生も 「意味ある会話ができない」キャンパスでなにが？【WORLD REPORTS】
１２月初旬。アメリカ連邦議会の公聴会にハーバード大学をはじめ全米有数の大学の学長が呼ばれた。テーマは「大学における反ユダヤ主義への対処」。
１０月７日に、イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まって以降、全米の大学でパレスチナ支持を訴える学生の運動が盛り上がり、ユダヤ系の学生への“嫌がらせ”行為にまで発展している。学長は行き過ぎた行為の禁止と、言論の自由を守る責務のはざまで苦闘していると、議員の前で吐露した。
全米の大学でのパレスチナ支持の運動の広がりの先陣を切ったのは、ハーバード大学だ。大学に足を運び彼らに話を聞くと、「自分たちも大いに傷ついている」と話す。いったいキャンパスで何が起こっているのか？なにが問題なのか？パレスチナ、イスラエルを支持する学生双方に思いを聞いた。
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