新型コロナ“2類相当”見直しへ…「第7波」収束後に(2022年8月1日)

新型コロナ“2類相当”見直しへ…「第7波」収束後に(2022年8月1日)

新型コロナ“2類相当”見直しへ…「第7波」収束後に(2022年8月1日)

 東京都が先月31日に確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は3万1541人で、日曜日としては過去最多となりました。

 全国でも、埼玉、茨城、滋賀、香川の4県で過去最多を更新するなど、前の週の日曜日より2万人以上多い19万7769人の新規感染者が確認されています。

■新型コロナ「2類相当」から引き下げ検討

 止まらない感染拡大。こうしたなか、岸田文雄総理大臣は、次のように話しました。

 岸田文雄総理大臣:「今後、時期もしっかり見極めながら、変異の可能性なども判断したうえで、2類として規定される項目について、丁寧に検討していく」

 新型コロナの感染症法上の扱いを、現在の「2類相当」から引き下げる検討を、「第7波」の収束後に進める考えを示しました。

■官邸幹部「批判された部分を一つひとつ」

 現在、新型コロナは、結核やSARSなどと同じ「2類相当」で、医療費が全額公費負担となる一方、診察を許される医療機関が限られることなどから、医療逼迫(ひっぱく)の一因という指摘も出ています。

 政府関係者(先月31日):「医療現場が大変なことは大変なので、今後収束したら、(引き下げを)検討していかないといけないと思う。今週とか来週には、(ピーク)アウトできるだろうから。(議論は)収束してからだろうね」

 官邸幹部(先月29日):「医者が関与するラインをギリギリ保っておきたい。批判された部分を一つひとつバランスを取りながらやっていくしかない」

(「グッド!モーニング」2022年8月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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