組織委員会元理事の受託収賄事件 AOKI側から2億円受け取りか(2022年7月31日)

組織委員会元理事の受託収賄事件 AOKI側から2億円受け取りか(2022年7月31日)

組織委員会元理事の受託収賄事件 AOKI側から2億円受け取りか(2022年7月31日)

 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会・元理事が大会スポンサーのAOKIから金銭を受け取っていたとされる受託収賄事件で、元理事が業務委託料のほかに2億円を受け取っていた疑いがあることが分かりました。

 組織委員会元理事の高橋治之氏(78)は、大会スポンサーの「AOKIホールディングス」側から業務委託料としておよそ4500万円を受け取ったとみられていて、高橋氏の関係先が受託収賄の疑いで捜索を受けています。

 その後の関係者への取材で、AOKI側から業務委託料とは別に電通の子会社におよそ2億5000万円が支払われ、そのうち2億円が高橋氏の会社に渡った疑いがあることが分かりました。

 「AOKI」の青木拡憲前会長(83)は、東京地検特捜部の任意の聴取に対して「お金は2つの競技団体に寄付されるとの説明を受けていた」と話しているとみられます。
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