運転士など確保難しくJR九州・特急120本運休へ…感染拡大で社会インフラに影響(2022年7月25日)

運転士など確保難しくJR九州・特急120本運休へ…感染拡大で社会インフラに影響(2022年7月25日)

運転士など確保難しくJR九州・特急120本運休へ…感染拡大で社会インフラに影響(2022年7月25日)

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。感染者と濃厚接触者が増え続ける影響は、医療現場だけでなく、社会インフラの維持にも広がり始めています。

東京都品川区にある郵便局。入り口には「コロナ関連にて、窓口を一時、閉鎖します」と書かれていました。北海道に住む友人のためにお菓子を送りに来た人は、そのままコンビニへ向かいました。その後も、窓口が閉まっていることを知らずに次々と人が訪れました。
家族の用事で来た人:「子どもに頼まれて郵便を出そうと思って、たまたま来たら、ちょっとビックリした。きょう、土日だったっけなと、一瞬、錯覚した」

夏休みの旅行の予定にも影響が出そうです。JR九州は、27日~来月5日まで、博多と大分を結ぶ特急『ソニック』100本、博多と長崎を結ぶ特急『かもめ』20本の運休を決めました。感染者と濃厚接触者の拡大によって、運転士や車掌などの確保が難しくなったことが原因です。

そして生活の脚にも影響が出ています。都内と神奈川県内を走る小田急バスでは、約1000人の運転手のうち、30人あまりが出勤できなくなり、一部、路線を減便しました。

コロナ禍の生活には、なくてはならないネットショッピング。ただ、配送も綱渡りの状況です。
合同会社ブリゲイド・根本泰史代表:「同じ営業所でコロナウイルスが2、3人出てしまって、崩壊に片足を突っ込んでいるような状態までいったので」

こちらの配送業者は、10日ほど前に感染者が出たばかりです。このときは、各自の仕事量を増やすことで、乗り切ることができたといいます。
合同会社ブリゲイド・根本泰史代表:「クラスターと呼ばれる広がり方が出てしまうと、現状戦力では、どうにもならなくなってしまうので、インフラとして完全に崩壊してしまう。ドライバーの数は限りがあるので、どこかで絶対的に無理な段階は来る」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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