「濃厚接触者の対応見直す必要も」政府分科会メンバーに聞く(2022年1月7日)
東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は922人でした。900人を超えるのは、4カ月ぶりのことです。
小池知事は7日、新たな方針を発表しました。認証されている飲食店での人数について、現在、1テーブル8人以内としていますが、これを、1テーブル4人以内に見直します。ただし、ワクチン接種証明などを提示すれば、5人以上でも可能だということです。
そして、図書館やスポーツ施設を除いた都立の施設を11日から原則、休館となります。この中には動物園も含まれますが、上野動物園のパンダの観覧は、すでに抽選が終了している12日から14日の3日間のみ行われるということです。
病床使用率は7日時点で8%。重症病床使用率は、都の基準では510床のうち3人と、0.6%です。医療体制のひっ迫を示すレベルは『1』ということで、まん延防止等重点措置を実施する目安のレベルには至っていません。
政府分科会メンバーの舘田一博教授に聞きました。
「現状、医療のひっ迫を抑えられている。きょうの分科会でも『東京をまん延防止等重点措置の対象に』という話は出なかった。ただ、このまま増加すれば、来週にも東京を対象に加える議論が行われてもおかしくない。この3連休が重要だ」といいます。
「オミクロン株について重症化しにくい可能性、潜伏期間が短いなど、徐々にわかってきたこともあるので、濃厚接触者の隔離期間などについて、早々に見直す必要があるのではないか」ということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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