観光客も迎える側も…感染の不安と夏休み満喫が入り交じり(2022年7月24日)

観光客も迎える側も…感染の不安と夏休み満喫が入り交じり(2022年7月24日)

観光客も迎える側も…感染の不安と夏休み満喫が入り交じり(2022年7月24日)

 熱中症対策と感染対策が求められるこの夏、夏休み本番を迎えるなか、東京では24日、2万8112人の感染が新たに確認されました。2万人を超えるのは5日連続です。

 夏休みに突入した子どもたちは朝から海に。各地では夏の行楽シーズンの到来です。

 大迫力の甲冑(かっちゅう)競馬。3年ぶりに観客を入れて行われた、福島県の伝統行事「相馬野馬追」です。

 京都の街を巡るのは、高さ17メートルもある山鉾(やまほこ)です。その名も「鷹山」。およそ200年ぶりに復元され、祇園祭に帰ってきました。

 涼しげな音色を奏でる、夏の風物詩「風鈴」。埼玉県川越市にある神社は、一味違っていました。

 観光に来た親子:「何色きれい?ピンク?」「音だけでなく色もきれいで夏を感じたね」

 夜になると、さらに幻想的な光景に…。色取りどりのガラスが明かりに照らされ、境内を彩ります。

 行動制限のない3年ぶりの夏休み。

 たこ焼き店:「夏休みに入ったので、平日若い人も来ているので、心配しつつ期待しています」

 コロナに振り回され続けてきた観光地は、集客にあの手この手です。

 飲食店は冬のグルメを夏に活用。焼き芋です。

 MINAMIMACHI COFFEE・下萩結女店長:「夏ということで、さらに冷やしたら面白いんじゃないかということで冷凍してみた」

 冷凍庫で一晩寝かせて完成した「アイスやきいも」。意外にも客に大うけで…。

 MINAMIMACHI COFFEE・下萩結女店長:「(一日に)300個くらい売りたいなと」「(土日の客入りは)割合としては2から3割くらい増えているかなと感じている」

 一方、戻りつつあるにぎわいに水を差すように、新型コロナの感染者は連日、各地で過去最多を更新しています。

 東京では24日、2万8112人の感染が確認されました。重症患者は23日と変わらず14人。病床使用率は47.3%で、自宅療養者は23日の時点で11万人を超えています。

 観光客:「(感染者が)増えてきているので心配かなというのはあるけど、周りの状況を見て楽しめる時は楽しめればいい」

 観光地では感染対策を徹底したうえで、夏休みの集客に期待を寄せています。

 川越氷川神社・荒川裕也権禰宜(ごんねぎ):「皆様に安心してお参り頂けるよう、ひと夏のいい思い出を皆様がお過ごしになられるよう、お祈りしている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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