大阪の病床使用率37.9%で急上昇中『50%超で非常事態の赤信号』新規感染は2万人超に(2022年7月20日)

大阪の病床使用率37.9%で急上昇中『50%超で非常事態の赤信号』新規感染は2万人超に(2022年7月20日)

大阪の病床使用率37.9%で急上昇中『50%超で非常事態の赤信号』新規感染は2万人超に(2022年7月20日)

大阪府では7月20日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の2万1976人確認されました。大阪市の多くの小学校では7月21日から夏休みに入りますが、子どもたちからも警戒の声が聞かれました。

 大阪市では多くの小学校で7月20日に終業式が行われましたが、ここでも感染拡大の影響がみられました。大阪市立野田小学校での終業式は、当初はすべての児童が一堂に会する予定でしたが、感染拡大を受けてリモートとなりました。校歌も、配信される音楽に合わせて静かに口ずさみました。

 (モニター越しに話す野田小学校の石崎厚史校長)
 「コロナにしっかり気をつけて、熱中症にも気をつけて、その中で夏休みにしかできないこと、いろいろ考えてチャレンジしていってほしいと思います」

 7月21日から待ちに待った夏休みですが子どもたちも警戒しています。

 (5年生)
 「普段から気をつけていますけど、その警戒をもうちょっと強めていったらいいかなと考えています。(Qおじいちゃんやおばあちゃんに会いに行く?)コロナ禍なので会いに行けない状況なんです。だからたぶん今回の夏休みは無理だと思います」

 急激に感染が広がる中、政府はこれまで「第7波で新たな行動制限は考えていない」としてきましたが、7月19日に後藤茂之厚生労働大臣は状況によっては強い対策をとる可能性を示唆しました。

 (後藤茂之厚労大臣 7月19日)
 「新たな行動規制等についてお願いをするわけではありませんけれども、病床がひっ迫するというような、そういう事態が見込まれるようになってくれば、行動制限を含む実効性の高い強力な感染拡大防止措置を講ずることとなる」

 大阪府は病床使用率が7月19日時点で37.9%と急上昇中。独自指標「大阪モデル」では、病床使用率が50%を超えると“非常事態”を示す赤信号の基準に達します。

 (大阪府 吉村洋文知事 7月20日)
 「一定の率に達すれば、我々は元々緑・黄色・赤の信号という基準を立ててつくっていますから、その基準に達した時点で本部会議を開催することになると思います。ここ1日2日で開催することはないだろうと思っています」

 吉村知事はこのように話しつつも引き続き府民に感染対策を呼びかけました。

 多くの子どもたちが楽しみにしている夏休み。今年も制限が強いられてしまうのでしょうか。

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