死亡の54歳女性『結束バンド痕』…養子縁組した28歳男が“保険金の受け取り人”に(2022年7月20日)
なぜ書類を偽装してまで養子縁組をしたのか。警察は殺人事件との関連も捜査しています。
去年7月、大阪府高槻市で会社員の高井直子さん(当時54)が自宅の浴槽で死亡しているのが見つかりました。直子さんの両手首には結束バンドの痕がついていて、警察は殺人事件として捜査していました。
そして警察は7月20日、高井さんとの養子縁組届を出した際に証人を捏造したなどとして、養子で会社員の高井凜容疑者(28)を有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕しました。養子縁組の届け出には証人として高井容疑者の妻と父親の氏名などが記載されていましたが、筆跡鑑定などをしたところ、高井容疑者による偽造という結果が出たということです。警察によりますと、直子さんは総額1億5000万円の生命保険に加入していて、高井容疑者がその受取人になっていたということです。
逮捕前の高井容疑者は、MBSの取材に対して、次のように話していました。
【今年6月の高井凜容疑者への取材】
(記者)「高井さんのことについて松田(高井)凜さんですよね?」
(高井容疑者)「ちゃいますけど。メディア(MBS)って聞いてそいつの話ちゃうかなと思ったんですけど」
警察の調べに対して高井容疑者は「違うところは違う。事案の真偽については安易に答えることができません」と容疑を一部否認しています。警察は直子さんの死亡の経緯について何らかの事情を知っている可能性があるとみて慎重に捜査しています。
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