都心積雪10cm大混乱 スリップに立ち往生・・・事故多発(2022年1月7日)

都心積雪10cm大混乱 スリップに立ち往生・・・事故多発(2022年1月7日)

都心積雪10cm大混乱 スリップに立ち往生・・・事故多発(2022年1月7日)

 大雪から一夜明けた7日朝の東京は、氷点下の冷え込みとなりました。至る所で路面が凍結し、通勤通学の際は、注意が必要です。

■転倒続出「久しぶりで油断」

 一面、真っ白に雪で覆われていますが、この場所がどこか分かりますか?東京・渋谷区のフットサル場です。まだ雪が降っている中で、フットサルを楽しむ人の姿もあります。

 大雪で大忙しなのが、宅配です。

 6日は10件ほど配達したといいますが、その大変さを自転車が物語っていました。

 都内有数の急な坂「のぞき坂」には、警察が様子を見に来ていました。しかし・・・。

 転倒した男性:「久しぶりの雪で油断してましたね。だいぶ気を付けて、降りたつもりだったんですけど、滑っちゃいました。痛い」

■“帰宅ラッシュ”直撃・・・運休も

 大雪は帰宅の足を直撃しました。

 日暮里駅前は、雪の影響で舎人ライナーが止まってしまっため、バスを利用する方が増えています。バスの乗車口からは、長蛇の列が続いてます。

 6日午後5時半すぎ、日暮里・舎人ライナーは、積雪の影響で、全線の運行を停止。駅前では、200人以上がバスやタクシーを待つ行列を作っていました。

 会社員(30代):「(Q.どれぐらい待っている?)2時間ぐらいですかね。(会社は)午後6時くらいに終わっていたんですけど、すぐ動くかなと思ってたんですが、まだこの時間で動いてなくて。ちょっと仕方なくバスに並んだ」

 運転が再開されたのは、3時間後の午後8時25分。取材に答えた男性は、慌てて駅へと向かっていきました。

■スリップに立ち往生・・・事故も多発

 スリップの危険性があり、路線バスも立ち往生。この大雪により、各地で事故も相次ぎました。

 午後4時ごろ、レインボーブリッジで、反対車線に車両が横転し、渋滞も起きました。ノーマルタイヤのトラックが、雪でスリップし横転したとみられます。

 運転していた40代の男性にけがはないということですが、レインボーブリッジは上下線ともに通行止めとなりました。

 午後9時前、足立区でも、軽トラックが横転。三鷹市では、12台が絡む多重事故が発生しました。

 事故に遭った運転手:「無理やりサイドブレーキを引いて、私は止まることができたんですけど、後ろの車がサイドブレーキを引いたけど、止まり切れず、私の車に追突した」

 この事故で1人が胸の痛みを訴えましたが、救急搬送された人はいませんでした。

 首都高では、こんな光景もありました。

 調布市の多摩川原橋で撮影された映像では、軽ワゴン車がハンドルを取られ、横向きになってしまいました。

 撮影していた男性は、スタッドレスタイヤを装着するなど、雪道を走る準備をしていたため、幸い事故には至りませんでした。

 東京消防庁によりますと、6日に都内では、凍結した路面などで転倒して9歳から97歳までの52人が救急搬送されました。

(「グッド!モーニング」2022年1月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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