人気の渓谷で“迷惑BBQ”ごみ約10袋分…規制強化へ(2022年7月18日)
深い緑のなか、白い水しぶきを上げながら流れ落ちる滝。兵庫県宍粟市の赤西渓谷です。
ハイキングなどで多くの人が訪れる、この人気の観光スポットで“ある問題”が起きています。
渓谷付近で見つかったのはバーベキュー用とみられる網。他にも食べ物の袋などが至る所に放置されています。
また、たき火で地面が黒ずんだ場所や、何者かが切り株を切り付けた痕も確認されています。
赤西渓谷では、キャンプ目的での利用や火気の使用が禁止されていますが、コロナの影響などによるアウトドア人気を受け、キャンプやバーベキューをする人が急増。環境汚染への懸念が高まっています。
17日、周辺の清掃活動をした人は、次のように話しました。
地元で道の駅を運営する宍粟メイプル株式会社・今江史彦統括部長:「2トントラックの荷台に(ごみ袋)10袋くらいです。火気厳禁という表示をしてあるんですけど、無視してバーベキューをされている方はきょうもいらっしゃいました。責任を持って自然を楽しんで下さる方だけお越し頂きたい」
こうした事態を受けて、市は20日から赤西渓谷の林道への一般車両の進入規制を強化。キャンプやバーベキュー目的での立ち入りをできなくします。
市は、「規制を強化し、森林や水質の環境保全に努めたい」と話しています。
(「グッド!モーニング」2022年7月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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