安倍派“一転”現体制を維持へ 会長不在のまま現幹部で継続「あとは協力して…」(2022年7月15日)
安倍元総理大臣が率いた「安倍派」の新しい体制について、一転して今の体制を維持することが分かりました。
安倍派の幹部は当初、意思決定を行う新たな組織として「世話人会」を設置し、塩谷元総務会長や世耕参議院幹事長ら6人による集団指導体制で運営する方向で調整していました。
しかし、派閥内の複数の議員が反発したため、会長代理を務める塩谷元総務会長と下村前政調会長が会談して対応を協議しました。
その結果、世話人会の設置をやめ、会長は不在のまま会長代理などの今の幹部の体制を続ける方針を確認しました。
ある幹部は、「あとは皆で協力して一致していけるかどうかだ」と話し、党内への影響力を維持するためにも結束を保ちたい考えです。
当面は、後任の会長を置かず「安倍派」を名乗ります。
19日に幹部を集めた会議で了承を取り付けたうえで、21日の派閥総会で正式に決定します。
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